1,投手の12秒および20秒ルールの取り扱い基準
投手の12秒および20秒の計時は、投手がボールを所持し、打者がバッターボックス
に入って投手に面したときに始まり、投手が投球動作を開始した時に終わる。
20秒ルールの適用は、1度目及び2度目であっても3度目と同様に、「タイム」を宣告
してボールデットとする。「タイム」の宣告にもかかわらず投手が投球した以降のプレイ
は無効とする。
2,ベンチ前でのキャッチボール
次のイニングに引き続き投げる投手は、ベンチ正面でのキャッチボールを禁止するが、ベンチ
ベンチ外野測角からのボール方向のファウルテリトリーでの軽いキャッチボールは認める。
また、ブルペンの使用は今までどうり。
3,抗議を有する者
監督か当該プレーヤーのいずれか1名。
4,守備側のタイムの回数制限
監督またはコーチ等が1試合に投手のもとへ行ける回数は3回以内。延長戦は1イニングに1回。
ただし、投手交代の場合は回数に含まない。なお、5,10ℓ(2)は適用しない。
投手交代の場合、投手と捕手の打ち合わせ(サインの確認)のために、準備投球の前あるいは
後に少しだけ会話することは、捕手または内野手の回数に含まない。
5,ヒット・バイ・ピッチ(死球)の判定
競技者必携2023以前には、「打者が投球を避けようとすることが条件である。(身体が打者席
の捕手寄りでなく後ろ方向に移動すること)」と記載されていたが、()を削除する。
6,投手のグロブについて
全日本軟式野球連盟の取り扱い
捕球面・背面・ウエブは2色まで可。ただし、白・グレー・PANTONEの色基準14番より薄い色の
使用は禁止。
ハミダシ、紐、指かけ、柄模様についても協議運営並びに競技者等の安全面に支障がないと判断し、
当連盟では制限をしないこととする。